温室効果ガス9%(90年度比)増加のポイントを説明するよ

温暖化ガス25%(90年度比)削減のポイントを説明するよ - シートン俗物記を読んで。

やたらめったらメディアでは家庭や個人の心がけや努力が唱われますけど、あまり効果が無いんですね。

でも90年度比で増加したのは業務その他部門と家庭部門なんだけどなあと思った。

ここまでははてブで書いた。何が排出してるかより何が増加してるかという視点のほうがおもしろそうだと思ったので、いろいろぐぐってみた。

そのうち給湯と暖房が3割弱を占め、冷房と厨房用はさほどでもないんですね。

家庭における燃料別エネルギー消費構成を見てみる。ガス・灯油のエネルギー消費の大半は給湯・暖房だろう。しかし、これらは横ばいであり、それに対して電力消費は増加している。

そして、日本の家庭用電力消費量の推移を見ると、家庭部門のエネルギー消費が90年度比で増加した最大要因はエアコンであると考えられる。

石油暖房からエアコンに移っているのも原因だろうし、世帯数の増加に対して灯油消費量は横ばいなのはそのせいかもしれない。しかし、それ以上にエアコンの電力消費量の増加は著しい。

まあ結局のところ、元記事で引用されていたページの言うとおり、

その原因は、私たちのライフスタイルの変化にあります。

ということになるだろう。
そりゃあ、「やたらめったらメディアでは家庭や個人の心がけや努力が唱われ」るよなーと思った。